【コスパ最強】「HUAWEI MediaPad T2 8 Pro」を買って、はかどっていること【タブレット】

NETFLIX用タブレットがほしい!

NETFLIXに登録したのはたしか先月のことで、「はじまりのうた」と「ソーシャルネットワーク」を見てほっといた。気づけば2ヶ月目の更新がされたので、なんか見ようと思って、「最高の離婚」に気づいて見始めた。 ※リンクは別ブログへ飛びます

Macで動画を見るとはかどらない。画面を占領してしまって、他の作業ができない。ながら見ができない。タブレットを買うことにした。

iPad proがいいな、と思ったけどタブレットに11万出す勇気がなくて、コスパを重視した。すてきなペンもキーボードも諦め、HuaweiのMediaPad T2 8 Proを選択。

私はスマホもHuawei P9。半年以上使っている。問題ない。信頼できるメーカーだ。

http://changelog.biz/huawei-p9_report/

 

使用した感想

2万円ちょっとでこれだけ使えれば充分。悪くない。P9よりも操作のなめらかさは劣るが、気になるほどではない。今日のニュースでソフトウエアアップデートが始まった、とあった。P9との使い勝手の微妙な違いも改善されるだろうと期待している。

映画を見るには、8インチではちょっと小さいか。在宅用動画再生メインなら、10インチのものを検討してもいいかもしれない。在宅用と割り切るなら、もっと大きいサイズでもいい。

私は割り切りができず、持ち歩きたい気持ちもあって、スタンドにもなるカバーとガラスフィルムのほかに、キーボードも一緒に購入した。ちょっと外でブログ記事を書きたいときなどには持ち出そうと思う。340gずっしり感はあるが、今使っているのメイン機がMacbook Proでかなり重いので、それを持ち歩くよりはましだ。(でも結局仕事のときはMacbook Proをえんやこらと持ち歩いているのだけど…)

というわけで映画やドラマを見るのがはかどっている。ひさびさの感じだ。

こんな感じでながら見している。ちなみに横のmac book proは13インチ

 

dマガジンで雑誌を読む

もうひとつ、タブレットが来てひさびさに触れているのが雑誌だ。docomoのdマガジンに登録して、雑誌を読み始めた。月額400円でさまざまな種類の雑誌を読むことができる。ファッション誌とか、プレジデントなどのビジネス系の雑誌とか。

テレビでもガンガン宣伝していたし、docomo系のスマホを使ってる人はとっくに使っているかもしれない。でも、スマホの5インチくらいの画面では読む気にならないのではないか。私もスルーしていた。

8インチあれば雑誌はまあ見られる。それでも文字は少し小さい。そもそも雑誌がA4以上で作られているわけだから当然だ。これも10インチくらいあったほうが、読みやすいだろう。雑誌は普通の書籍よりも見開きの写真や図解で構成されることが多いので、横位置で見ても見やすいとなると、必然的にサイズも大きいものが欲しくなる。

縦位置でも結構細かい。

見開き構成のものを横位置で見るのはちょっと無理がある。

撮影写真

ちなみにHUAWEI MediaPad T2 8 Proで撮影した猫の写真。充分きれいだ。

まとめ

画面のサイズが変わると受け取る情報の種類も変わる。課金して定額サービスを受けようという気持ちになるもの、端末次第だとわかった。タブレットを生活に導入してまだ一週間、いろいろな変化を楽しんでいるところだが、ほぼ毎日何かしらに使っているので買ってよかった。

Huaweiのメディアパッド、低コストでタブレット生活を始められるので、おすすめです。

おまけ:追加で買ったもの

右上が、本体。あわせていろいろ一緒に購入した。

KuGiのカバー。

チョークのように白い。スタンドとしても使えるので便利。

ELTDのガラスフィルム

説明書に書かれたやり方が難解だったけど、無視して普通に貼った。きれいに貼れた。コツは、タブレットを袋から出したら即貼ること。

キーボード

Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード。打鍵感はぺにゃっとしていまいち。2000円しないので仕方ないか? その分、軽さは魅力。

 

以上、コスパ最強のタブレット、Huawei 8インチ タブレット MediaPad T2 8.0 PRO の紹介でした。

今日のスタンプ


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ユニクロのセミオーダースーツ(レディース)を買ってみた…そして無謀にもポール・スミスのスーツと比較

 ユニクロでレディーススーツをオーダーできる?!

最近オーダースーツが気になって、麻布テーラーをちら見したりしていた。麻布テーラーでは、レディースは一応やってるという感じで見本もほとんどない。メンズだとお店自体、たくさん選択肢があるんだけど、まあ仕方ない。

そんなある日、何気なくスマホで検索してみると、ユニクロにレディースのセミオーダースーツがあることに気づいた。安いし、いっちょ作ってみるか!と思い立ったのが3月半ばのある日。

最先端をゆく。

採寸してくれる店舗は限られている(2017年3月時点)。銀座のマロニエゲートに行くと、やたらきらきらOL的な女子たちで混みあっていると思ったらオープンしたばかりだった。王様のブランチとかで特集されていそうなにぎわい 。

そして、ユニクロのレディースのセミオーダースーツも始まって3日目とかだった。なんだ最先端じゃないか。

お店にいても、スマホで注文。

ネイビーのピンストライプを選んで、さくっとサイズを測ってもらうと、希望の丈は既製品と同じ。同じ素材、形のものが吊るしで売っている※ので、袖を2センチほど詰めるためだけに割増になることに。ちょっと迷ったけれど、袖がいつもやや長いので(腕が短い…)、直してもらうことにした。

でも、パンツのほうはちょっと素材が違うらしい。オーダー用として売っているパンツのほうがてろっとしてるみたいなことをお店の人が言っていた。)

買い方がちょっと面倒。スマホでユニクロのウェブ会員登録して、測ってもらったサイズを入力してオーダーまでを行う。支払いはその店舗ですることもできるし、カード決済も、代引きも可能だ。

つまり実店舗では、お客とサイズの紐付けが必要になる注文管理を一切しないってことだ。ウェブ会員として管理する。なるほどね。

(でもお店の人は買うときのスマホ操作を手伝ってくれました。)

早くて1週間後 → ぴったり1週間で届いた。

最短日数で届きました。

ジャケットはちゃんと不織布の袋に入ってます。パンツはビニールの中でした。

こんな感じ。

裏地。胸ポケットもある。(写真の色がグレーに写ってしまってるけどネイビーです)

 

襟。

袖口のボタンもきれい。

お直しした部分。きれいです。

お買い得ぶりはどうか? お会計明細と生地の構成

お会計金額は、以下のとおり。

ジャケット7990円
パンツ  3990円
お直し代 2280円
税金   1140円
ーーーーーーーーー
計    15400円

スーツを買った経験があまりないのでお買い得ぶりがいまひとつわからないのだけど、多分、このクオリティのスーツとしてはお買い得なんだと思う。

ただ、勢いで買ったので生地が何かを一切見ていなかった(笑)けど、全化繊です。

ジャケットの生地

◯表地
ポリエステル 69%
レーヨン29%
ポリウレタン2%

◯裏地
ポリエステル100%

パンツの生地

ポリエステル69%
レーヨン29%
ポリウレタン2%

天然素材派としては、「この化繊ぶりはどうなの」という気がしないでもない(なら買う前に見るべき笑)。でも、雑誌プレジデントのスーツ特集でも、マッキントッシュフィロソフィーの化繊ジャケット売れてる〜的な生地があった。ひとつのトレンドではあるのか。

 

ポール・スミスのスーツと無謀な比較

唯一持っている、3年前くらいに買ったPaul Smith Blackのスーツと比較してみた。金額差、5倍くらいなので無謀で無慈悲な比較である。

 

言わなくてもわかるけれど左がPaul Smithで、右がユニクロ。体大きくなってないのに、なぜかかなり大きめを買ってしまった(!)ことに気づいたけど、それを差し引いても全然違う!!(笑)

Paul Smithの生地は毛97%、ポリエステル3%。ちなみに、裏地がこんなにもかわいい。写真にないけど襟の裏も色付きでかわいい。

 

結論

こうして並べるといろいろと複雑な思いが湧いてくるユニクロセミオーダースーツ。しかし、これから夏に向かっていく東京砂漠を生き抜くにはいいんじゃないかと言い聞かせている。

仕事で一日着てみたが、着心地は決して悪くなく、ジャケットもパンツの形もきれい。(ただ、なんでちょっと大きめのジャケットにしたのか謎。むくんでいたのか…?)白シャツで着ると、政治家の周りにいるSPっぽくなる。

結論、新しいPaul Smithのスーツが欲しい。

ペンの研究:エナージェルユーロとハイテックポイントV7

スピ本以外のことも、ちょっと書く気になりました。モノの研究シリーズです。

 


ゼロ秒メモにVコーン?

最近、はまっているのが「ゼロ秒思考メモ」。よく売れているというビジネス本「ゼロ秒思考」がおすすめするメモの方法で、これは結構、いやかなりスピリチュアルで、いわゆるひとつのクレンジングメソッドです(笑)。

ハマった当初書いた記事。

ゼロ秒思考メモを始めた。

 

で、このメモをゼロ秒で書くのには(ホントは1分以内)ペンが大事。著者の赤羽雄二さんは本の中で、パイロットのVコーンをおすすめしています。たしかにロングセラーのVコーンはいいペンで、例えば受験勉強とかでCampusノートにゴリゴリゴリゴリゴリ書いたりとか、細かい字をみっしり書くのに向いている。

でも、ゼロ秒メモは細かい字をみっしりではなくて、ざっくりゆるくスピーディーに箇条書きで吐き出すようにして書いていくもの。

だから、Vコーンの出番ではない、と思うのです!

ハイテックポイントV7を使ってみた

そこで私は、田原総一朗がおすすめするハイテックポイントV7を使ってみました。田原総一朗が箱買いしているというペンなんて、なんだか信用できるじゃないか。彼の言うとおり、かすれたりしない。このペンでかなりの量の「ゼロ秒メモ」を書きました。コピー用紙の厚さでいうと4センチ分くらい。

でもなんか、物足りない。サラサラ書けて、まったく問題はない。ないんだけど、満足ではない。このデザインもいつもグレーのスーツを着ている田原総一朗にはすごく似合っているけれど、、私にはあんまりです。

そこで、オバマのツイッターで見てからずっと気になっていたuniのビジョンエリートに目を向けました。すごく知的で名前の通りエリートぽくて、ものすごくオバマっぽい。しかしお店で試してみるとやっぱり書き心地が堅い。(今、「ビジョン…なんだっけ…あ、〈ビジョンフリーゼ〉」と検索したら白いふわふわの犬が出てきた)



エナージェルユーロは変態ペン

試し書きで「これは!」となったのが、ぺんてるのエナージェルユーロ。1.0mmを買ってみると、ものすごくヌルヌルしている。ヌルヌルした中でボールの回転する感触が手に伝わってくる。気持ち悪くて気持ちいい。これはいい!!

さすがぺんてる。ぺんてるって名前からして平仮名で響きもテカテカしてて変態ぽい。

しかもデザインもちょっといい。ユーロというだけあって、若干ヨーロッパ的(?)。ダサいけどかわいさがあります。

エナージェルユーロは久々に巡り合った、書く快楽を味わえるペンです。次は0.7も試してみたいと思います。ヌルヌルペン最高。

今日のスタンプ:書く猫

こちらに入ってます。


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努力すれば夢は叶う。けれど、努力するためには魔法が必要だ。/『人生の扉を開く最強のマジック』

劣悪な環境で育った少年が中学二年の夏休みに、ある女性から「マジック」を教わり、スタンフォード大学の脳外科医となるまでの話。

定番の「マジック」

この本で紹介されているマジックはスピ本を読みついできた人には特に目新しいものはないだろう。

・習慣的な瞑想によって、思考と感情が自分ではないことを知り、心を手なづけること。

・願いはすでに叶ったと思い、その喜びを深く浸ること。

基本的にはこの2つを地道に続けることだ(もうひとつ重要なものがあるが、あえて割愛する)。

スタンフォード大学医学部臨床神経外科教授

新鮮なのは、彼が実在する脳外科医である点だ。彼はスピリチュアルの「マジック」を使って、グルになったわけでも、自己啓発セミナーの講師になったわけでもない。なんだかよくわからないビジネスでお金持ちになったわけでもない。泣く子も黙る「スタンフォード大学医学部臨床神経外科教授」になったのだ。彼は夢を叶えた。願いどおり、「みんなが一目置く」人物になった。

それだけではない。彼は億万長者にすらなった。豪邸、ポルシェ、美女といった中学二年の夏にほしいと願ったものはすべて、いやそれをはるかに上回るものを手に入れた。そして、ある日すべてを失った(このあたりはの記述は『「ザ・マネーゲーム」から脱出する方法』を思い出させる)。

すべてを失い、ほしいと思ったものを手にいれた自分が決して幸福ではなかったことに気づいた彼は、いわゆる「善人」になる。思いやりに目覚め、ダライ・ラマと面会し、共感の力を医療の世界に広げる取り組みを行う(本の最終部であるこのへんは正直退屈だ)。

脳外科医が実名でスピリチュアルの力を自伝的に書いたところがおもしろい。とはいえ彼は、あとからわかったこととして神経可塑性やら交感神経がどうのといった医学的な根拠を書いていくことを忘れないのだが(このあたりは『あなたという習慣を断つ』を思い出させる)。

 

必死の努力で願いは叶う

「マジック」には力がある。そのことは信じていい。本書を読めば明らかだ。しかし、おもしろいのは「マジック」の力の現れ方だ。

願いは、身も蓋もない言い方をすれば、当人の必死の努力によって現実化していく。

瞑想だけしていても、脳外科医にはなれない。大学に入り、メディカルスクールの面接を受け、ハードな研修をこなさなければならない。ベッドの上で医者になった喜びに浸っているだけでは人間の頭を切ることはできない。 すべてが難関だ。実際、彼は懸命に努力した。

なんだ、と思うだろうか。

しかし、人はその努力ができない。まず、必死の努力の前にあるささやかなチャンスを見逃す。もし運良くそれを見つけたとしても、ちょっと壁にぶつかるとがっくりうなだれて踵を返してしまう。ドアをノックすること、ノックし続けること。それには必ず扉が開くという確信が必要だ。

彼は「マジック」、つまり瞑想と潜在意識の力によって、脳波に乱れが少ない、つまりストレスに強く感情に支配されない、極めて思い込みの強い男になった。

別の言い方をすれば、彼は、望むものを手に入れることを自分に許可し、許可しつづけ、自己確信を養った。だからこそ、誰よりも努力できたのだ。

それだけのこと

それだけのことか、という気分になる。

しかし、人は「それだけのこと」にいつも足元をすくわれるのだ。

そしてそれは、ときどき得体の知れないポジティブシンキングのように見える「引き寄せの法則」とか「潜在意識の力」の単純明快さを示しているようで、からっとした気持ちにしてくれる。

読み物としてとてもおもしろい。私はここで導入部分を読んで引き込まれ、すぐに購入した。

https://cakes.mu/posts/14493

※ちなみに彼がルースという女性から教わった時に見逃し、だからこそすべてを手に入れて失うというゲームに興じることとなった「マジック」を、私もあえて見逃している。だってこの本に書かれた刺激的なゲームはとても魅力的だから。

 

ゼロ秒思考メモを始めた。

この記事を参考に、先々週くらいからゼロ秒思考メモを始めたらすごくいい。

toricago.hatenablog.com

一日目は五十枚くらい書いたんじゃないかと思う。

頭がすっきり!という実感までは至っていないが、「あ、そうか」という気づきがたくさん出てくる。もやもやが減っているのを感じる。

考えないで書き、メモのクオリティなど気にしないところがとてもいい。あれこれ気にしないことと、ノートではなくコピー用紙を使うこととは深いつながりがあると思う。検索性はあまりよくないけれど、もし変なことを書いちゃっても捨てればいいやという心理的な軽さがある(ノートを破るのは抵抗があるし、破った事実が残る感じがする)。それから量がかさばるところがいい。吐き出したぞ、というリアリティがある。

ゼロ秒思考メモは、箇条書きで数行。余白多めでコピー用紙を贅沢に使う。緻密な思考とか、ぎちぎちに詰まった感情をびっしりとノートに書き込むよりも、感情や思考の吐露に余白が生まれる。思考は思考を導き、以下果てしなくつづくけれど、じつはそれが途切れたところにヒントや解決策、思いがけない発想がある。箇条書きでそれが生まれやすくなる。

感情をコントロールするよりも手放す(セドナ)。悩みをなんとかするよりも吐き出す(ゼロ秒思考)。そうして自分を軽くすることで、吸収力と行動力が高まるんじゃないだろうか。

ゼロ秒思考

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

今日のスタンプ:返事下書き中

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【買った】Anker PowerLine USB-Cケーブル。猫に噛まれても大丈夫そう。

手持ちのUSB-Cケーブルを実家に置いてきてしまったので、買うことに。
せっかくなのでしっかりしたものにしてみた。

Anker PowerLine USB-C & USB 3.0ケーブル【防弾仕様の高耐久ケブラー繊維】。

防弾仕様!

赤!

グレーのケースがついてる。(写真では黒っぽく写ってるけど)

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不穏な愛、破滅する日本ー映画『風立ちぬ』についての覚書

なぜかいま突然、宮﨑駿の「風立ちぬ」について書いてみたくなった。日本はやばいよ、という話題をツイッターなどで見るたびに、「ニッポン、ハメツする」という台詞を思い出すのだけど、会社で言ってもぽかんとされる。あの映画で一番印象に残ったのは私にはあの台詞と台詞回しなのだけど、意外と知られていない。

不穏な愛

「風立ちぬ」はすごくいい映画で、すごくいやな映画だ。男の身勝手さがすごいし、女の情熱が不穏。他人が入れない世界で、見ている者は排除されて、でも美しく、混じりけがなく、止めようがない。それがとても怖い。怖いけれど、その怖さについて他人がどうこういうものでないのは、ふたりが他人に何も求めていないからだ。ふたりはお互いにさえ、何も求めず、期待していない。ただ自分を貫き、相手をそのまま受け入れる。この映画はちょっとイヤミスみたいなところがあり、最近お気に入りの「キラー・インサイド・ミー」を思い出す。ようするに、サイコパスに惚れる女もサイコパスなんだろう。愛の不可能性というか、実在する愛は本質的に危険なものだと思わされる。まったく温和なものではない。そしてそれは美しいものでありうる。

美しい国

それとこの映画で思い出されるのは日本の景色だ。美しい国、というとあまりにもただそれだけのこと以上の意味をもたされてしまうけれど、日本らしい景色というのは多分確かにあって、瑞々しい緑とかこじんまりとした建造物のしんとした気配とか、そこにさらさら吹く風とか夕焼けとか、それは美しいもので、壊れる時には胸が痛い。大震災の描写はいかにも漫画的表現なのだけど、いつ見ても身につまされて心拍数が上がる。

演者について

声優について書くと、堀越二郎を演じたのが庵野秀明で、これは本当に秀逸だ。主演によくこんな演者を当てたものだと思う。そういう決断ができるのが作家なんだ。「牛だ」という一言が初めて見たときから忘れられない。里見菜穂子は瀧本美織が演じていて、あまり賞賛されている様子がないが、これは出色の出来だと思う。ソニー損保のCMではまったくわからなかったが、声が美しく毅然として色気がある。

そういうわけで、「風立ちぬ」は宮﨑駿のラストになりませんでした。

風立ちぬ [DVD]

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エゴの克服は映画になるか?(『リボルバー』)

これも精神世界的世界観が露骨な映画で、『バニラ・スカイ』よりも直球だし、普通に見たら馬鹿らしく思えるのではないかと思う。一応、楽しく見たが、そのあとに『キラー・インサイド・ミー』などの映画らしい映画を見るとやはりちょっとどうかと思う。

どうかと思うのはこれが教育映画だからだ。精神世界を真正面から描き、クライマックスで明白にエゴの克服を迫る。

「俺はお前だ」

「お前は俺じゃない」

「彼が仕掛けた最大のペテンは、彼は君だと君に信じ込ませること」

そういうのが好きならおもしろいし、そうじゃないとなんじゃこりゃとなる。「俺≠お前」は映画のためのアイデアのひとつ、ではない。だからオチがどうこう、というものでもない(そもそも映画のためにアイデアやストーリーが存在するという思考が間違っている)。

といって、私はこの映画をよく理解したというわけではない。
いくつか警句が出てくるがそれもよくわかっていない。

ちなみにジェイソン・ステイサムは坊主の方が100倍かっこいい。でもラストシーンではかっこよく見えてきた。それと敵役の人が何かとパンツ一丁で日焼け部屋で仁王立ちしていてダサくて印象に残る。すると、次に見たアイスマンにも似たような役で出ていた(レイ・リオッタ)。

精神世界界隈では繰り返し何十回も見た人もいるらしいから、思い出したらまた見てみよう。