月別アーカイブ: 2016年9月

【使って4ヶ月】Huawei P9の使用感レポート

HuaweiP9を使用して4ヶ月弱が経ちましたので、改めて使用感をレポートしたいと思います。

ちなみに前回の記事はこちら
Huawei P9を二ヶ月使った感想。ライカカメラは最高!だけど…

スマホとしての使用感

なんの不満もありません。ばっちりです。SONY Xperia Z ultraから乗換で、初のHuaweiでしたが、後悔はなし。

ただコスパを考えるとP9 liteだったらどうだったのかな、とは思います。カメラ性能がある程度でOKなら十分だったか、と。

Huawei P9のライカカメラ

というわけで多くの方が気になっていると思われるライカカメラです。iPhoneが割り切って完成度を高めた作画をしているのに比べると、P9は設定などが豊富にある分ややマニアックかなと思います。そして自分がそのポテンシャルを活かしきれていないのかな、というもどかしさもあります。写真が趣味の人がいじって楽しいスマホなのかもしれません。とはいえ一眼はもちろん、高級コンデジの代用になるほどではないかと(これも使いこなす力次第かもしれません)。

「ライカカメラ」としての楽しさはどうでしょうか。これがなかなか難しいところです。フィルムのライカカメラなら、あるいは使ったことはありませんがライカのデジカメであっても、ただピントを合わせてパシャリと撮っただけで、圧倒的な作画ができるイメージがあります。フィルムのライカカメラは一度借りたのですが、それは味と力のある絵になりました。

このスマホがそうかというと微妙です。ぼかしはちょっとわざとらしいですね。上手にやるにはコツが要りそうです。写真を撮るのが楽しくなってバシバシ撮れたらと思ったのですが、いまのところそれほどでもありません。

暗い所、室内はあまり得意ではないようです。でもスマホで撮影するのは室内が多い。かといって風景も得意ではありません。明るいところで、これというモチーフを撮るのに向いているでしょうか。

ただこの感想はたんに私が写真を撮るのが好きじゃなくなっているせいなのかなと言う気もします。学生の頃は一眼レフを手に、出かけて街の風景を撮っていたのですが、撮影スタンスがスマホ時代にバージョンアップできていないのかもしれません。その辺の気分の持ち上げまでP9に期待しているとすれば申し訳ないです。

ライカカメラ付きスマホを自分で試してみないと気がすまない方は使ってみることをおすすめします。私自身、そのポテンシャルを活かしきれていない気がするので。今思ったのですが、これはこれぞドイツといった生真面目なスマホカメラなのかもしれません。パシャパシャ撮ってラフに楽しむことを期待してはいけないのかも。ともかく、スマホのカメラでこういった作画の傾向まで語れるようになったことがすごいですね。

撮影サンプル

1474242885192-1

img_20160914_190454

img_20160916_125857_burst001_cover

img_20160831_093931

 

サイズ感、まとめ

5.2インチはちょうどいいですね。大きすぎず小さすぎず。KindleUnlimited読みまくってますが、画面の大きさは全く問題ありません。(ただKindle アプリが相当問題あるようで、ページを送ると画面がずれ続けたり、起動に時間がかかったりします。アップデート待ちでしょうかね)

一つ確かなことは、zultraのときよりもスマホに触っている時間は明らかに増えました。
この小ささ、さくさく感、バッテリーの持ちがよく、いじっていてストレスのない、たのしい端末です。前回撮影していると機体が熱くなると書きましたが、それ以外での連続使用では特に発熱を感じることはありません。

P9 liteを使ってコスパの面を比較できればいいのですが、迷ったらハイエンド。それで後悔はないでしょう。

 

関連グッズ

関連グッズというか本体。私は白にしましたが、ケースをラギッドアーマーにするならグレーがおすすめです。白だと黒い額縁みたいになっちゃうので。

ラギッド・アーマーのケースって初めて使ったけどすごくいいです。使用感もいいし、堅牢さに安心感も。

フィルムはこれで問題なし。

 

関連記事

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-2-36-27

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-3-22-47

おいしいものカテゴリの写真はたいていP9で撮影です。

KindleUnlimitedで読める、おすすめのスピ本5選(*2016/12/02追加)

th_bookshelf-barnimages-com-1-1024x6832x

KindleUnlimited、いいですね。私は活用しています。自己啓発書やビジネス本などちょっと気になっていたものもとりあえず読めるというのがありがたいです。スピ本の充実度はというと、まあ、いまひとつ。でもこれは!という本が読み放題対象になっていたりします。

KindleUnlimitedで読める5作品!

エスター&ジェリー・ヒックス『サラとソロモン: 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣』


「引き寄せの法則」でおなじみのエスター&ジェリー・ヒックスの本。童話で「引き寄せ」を理解できます。赤本、青本等のシリーズよりも根強いファンが多い印象です。実際、サラとソロモンという子供とフクロウの出会いを通して、いい気分でいることの力、引き寄せの本質を知ることができます。

引き寄せは非二元界隈では批判、あるいは無視されがちですが、どうもことはそう単純ではないように思います。本質的に伝えたいメッセージは、善悪など存在しない、死も存在しない、ということなのではないでしょうか。サラとソロモンシリーズは何度も繰り返し読む価値のある「するめ本」です。

大木ゆきの『100%の幸せ』


大木ゆきのさんの本はこれまでも当ブログで何度か紹介しています。この本の紹介も。自由に溢れ出すメッセージを浴びるといつのまにか元気になるはず。何冊も本を出されていますがエッセンスは変わりません(でもつい他の本も読みたくなりますよ)。詳しくは紹介記事を御覧ください。

[本]あなたは何も欠けていない。だから好きに生きよう!(『100%の幸せ』大木ゆきの)

マイク・マクナマス『ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。』


適性や他人の評価などおかまいなしに、わくわくすることを全部やれ!というワクワク教の本。スピ本のかつてのベストセラーですね。こちらも詳しくは紹介記事を御覧ください。

[本]ワクワクすること全部やれ!才能は関係なし!(『ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある』)

 

中野真作『「私」という夢から覚めて、わたしを生きる―非二元・悟りと癒やしをめぐるストーリー』


今回読み放題のスピ本がほかにないか調べていて見つけました。日本人著者の書いた非二元系の本の中では本当に親切でわかりやすく、間口の広い本ではないかと思います。さきほど「サラとソロモン」の紹介で書いたとおり、「引き寄せ」というような目の前の現実を変えるためのスピリチュアルについても理解のある書き方をされています。あらためて紹介記事を書きたいと思います。おすすめです。

【本】〈私〉の輪郭をじんわりゆるめてくれる本, 中野真作『「私」という夢から覚めて、わたしを生きる』

 

*2016/12/02追記

ジョーン・トリフソン『つかめないもの』

この本も読み放題対象になっていました。非二限の名著です。多くの引用文が添えられていて、それを読むだけでも、何かが静かに響いてきます。濃厚だけど清涼感があり、真面目で誠実かつチャーミング。丁寧にじっくり時間をかけて読みたい本です。探究は結果を求めるものではなくて、探究それ自体が報酬、という感じですね(スピノザ的)。

 

そのほかにも書店で平積みになっていたスピ本がいくつか読み放題になっているのでピックアップしておきます。

※KindleUnlimitedは対象の書籍が変更になることがあるようです。その都度「読み放題」になっているか確認のうえご利用ください。また、読み放題であっても購入ボタンをクリックすると支払いが発生してしまいますのでご注意を。

わからないままでいること

 

「修行の旅に出ようと思っています」

「その修業の目的は何か」

弟子は「わかりません」と答え、師は「ああ、知らないことがもっとも親密なものだ」と告げるのです。

ステファン・ボディアン『過去にも未来にもとらわれない生き方』

 

 

 

 

 

[本]悟れば君も超人になれる、のではなくて(サリー・ボンジャーズ『わかっちゃった人たち』)

今日は黄色い本を紹介します。サリー・ボンジャーズ著、古閑博丈訳『わかっちゃった人たち』です。副題は「悟りについて普通の7人が語ったこと」です。そう、副題が内容をそのまま表しています。

なんだかとても風通しのいい、気持ちのいい本です。教えようとせず、聞かれたから答えているといった感じの「普通の7人」が、それでもそれぞれに個性的で、チャーミングです。

以前読んだときは「わかっちゃった」ことが羨ましくて、どうやってそれが起こったんだろうということを読もうとしていました。でも、今回はそういう感じではなく読んでいました。どういう感じなのか言葉で説明するのは難しいのですが……。

鍵穴は通り抜けられません。「あなた」は問題ないし、どこかに行く必要もないんです。「自分はまだだ」とか、まだ先があるという感覚も、あっていいものなんです。それも全体の一部です。

 

つけ加えてもいいかしら。私はたぶん前よりも退屈な人間になったんじゃないかという気がします。(…)ひとりでいるのがすごく楽しくて、何もしないで静かにずっと座っていることもあります。(…)とにかく前よりもちょっと面白みがない人間になったような気はします。

 

 

私はずっと悟ればすべてが解決すると思っていました。悟ればあらゆる問題が消える、悟った自分は特別な人になって、やりたいことをなんでもできると思ってきました。少し前に「個人は悟らない」という言葉に出会い、しばらく大事にしていたので、悟って特別な人間になるという矛盾した望みは薄れてきました。

この本はごく普通の暮らしを送る人ばかり出てきます。悟った人がみんなスピリチュアルスターになるわけではありません。

私自身、悟れば何かが書ける、人に霊的なことを教えることができるとも思ってきましたが、悟ったら、個人としての私は書くことに関心を持たなくなるかもしれません。個人としての私が長年抱いてきた夢を、なんとも思わなくなる可能性があるわけです。もっというと、悟りを渇望してきた私が、ああ、「個人としての私そのものが妄想だったんだ」と気づいて、ただ純粋に目の前の妄想を楽しむようになり、それまでの自分が軽蔑してきたような生き方を始めるかもしれませんよね。

でも、どうなろうと知ったことではありません。それでもかまわないと思います。いまは「どうぞお好きにしてください。どうせ私にはなんの決定権もありません。この世界に起こることをコントロールすることは不可能です」という気分です。

仏教系のありがたいお話?(草薙龍瞬『反応しない練習』他)

お掃除中にAudibleでお坊さんの話を聞きました。日頃スピ本スピ本と言っている私ですが、白人コンプレックスバリバリなのか西洋系スピリチュアルに偏っています。西洋系を経由してのインドとか。仏教はあまり聞いたことが無いのですが、なぜか聞いてみることになりました。

最初に聞いたのはこれです。

「生きていることは苦だ、苦だ、苦だ……!!」と繰り返して言うので笑ってしまいました。残っているのはそれだけです(笑)。そんなつまらん本なわけじゃなくて、聞き流しているので何日かしたら忘れてしまいました。ズケズケ容赦せずに言ってるのはいい感じです。この新書のシリーズは「怒らないこと」が有名でかなり売れていると思いますが、デザインが秀逸なんじゃないでしょうか。オレンジの丸がインパクト大です(暴言)。

 

次にこれ。

著者の朗読がうまいです。法話慣れしてるんでしょうね。うまいし頭がいい人という感じ(東大出身と聞いてのことか)。ブッダはとても合理的な人だということでした。これを聞いた何日か前は、「反応しない」ことがすごくいいことのような気がしていたんですが、今の気分は別に反応してもどうでもいいという感じです(笑)。やっぱり何を言っていたのか忘れてしまっています。いわゆる「内観」のような、自分の反応を客観的に見つめるメソッドについて語られていたような。

いいこと言うな、と思ってメモったのが、「やりはじめたら結果は忘れよう。そのほうが楽しいから」という言葉でした。

そしてメソッドがいっぱいです。フレーズとか。問題に直面したら、いつも「方法はある」とつぶやく。これは使えそうですね。

ただ、どうもですね、読者に対して妙に優しい雰囲気があるんですよね。「自分たちはもっとやばいところまでわかってるんだけど、そこまでは言わないから、危なくないこのくらいのところまで教えるからね、これを守ってれば平安でいられるよ〜」っていうふうに見くびられているような気がして……と仏の道にあるまじき対抗心!!我欲よ!!

しかも、書いていてこの本そうだったかなーと思えてきました(笑)。立派な人だな―ふむふむなるほどね、と思いながら聞いた気がします。昨日読んだ賢者テラさんの本への感想が重なっている匂いがプンプンしてきました。Audibleで感想を書くのは危険ですね。

[本]熱中型充足と忘れることの効能(高城剛『白本 弐』『黒本 弐』)

高城さんの本は一気に読めるだけ読んで、自分の中の過熱は収束に向かったのですが、あまり記事にまとめられていないのが心残り。特にいくつか記しておきたいものがありましたので引用しつつ紹介します。

先週、東京滞在中の僕は毎日秋葉原にラジコンのパーツを買いに行っておりまして、行き帰りの地下鉄で、あと2週間後に発売になる新刊の原稿をバリバリと書き、駅に着いたら一目散にラジコン屋に向かって、帰りの地下鉄でも再び原稿を書いて、宿屋で買ってきたばかりのパーツを組み上げる日々を続けています。気がつくと、ロクな食事をとってないことも多く、ラジコンと新刊執筆以外、何も考えていないことがわかります。というか、考えられません。なにしろ、秋葉原に行くには東京滞在中しか時間がなく、新刊発売日まであと2週間だからです(汗)。メール返信もとても無理です。よく覚えておりませんが、恐らく嫌なこともあったんだと思いますが、それを思い出す暇がありません。気がつくと、どうでも良くなってますから。嫌なことがあっても、死ぬ訳じゃありませんしね。それより、パーツ集めです!

 

『黒本 弐』

こういう熱中型の充足というのは昔から憧れがあります。ときどき自分も作業熱中式の悩みゼロ状態になるのですが、それが終わるとまた漠然とした悩み→自己探究に戻ってきます。まあ楽しいのでいいのですが。

ホリエモンにしても高城さんにしても、燃え尽きるということがないのでしょうか。普通の人は頻繁に燃え尽きて、また燃やす燃料と発火剤が必要になるので疲弊するのかなと思います。自分にとっての楽しさということがポイントでしょうかね。

また、同じように自分のことも覚えておらず、忘れてしまいますし、同時に今のことも考えていません。では、何をしているのか、と言われば、考えるという作業をせずに、分かるまでただ待っているのです。上手く言えないのですが、よく「ピンと来る」などという言葉で話しますが、時には「ピン」ではなく「ジワー」の場合もありますし……

僕の特技?というか問題のひとつに、過去のことをほとんど覚えていない、というのがあります。物事だけではなく、以前お会いしたとても大切な方や有名人、信じられないほどキレイな女性まで、失礼なことに80%は忘れてしまうのです。僕がたったひとつ才能があるとしたら、「悩みを深く考え込まない」ことだけだと思います。

『白本 弐』

忘れるという特質は本当に重要だなと最近強く思います。そして考えないというのもいいですね。さっき見たガンガジの動画でも、「最大の邪魔者は「私とは誰か」という問いであり、それは過去を思い出すことと未来を投影することから成っている」と言っていました。で、「ああ、過去のことをどんどん忘れる話いい感じだったよな〜」と高城さんのことを思い出しました(笑)。

忘れるからこそ、つねに燃えられるのかもしれません。さっき燃えたことを今はもう忘れていれば、「いつまで燃え続ければいいんだ!」とか、「次に燃えることは…」と考えることもないでしょうから。何かに熱中することは、過去や未来なしに起こることですもんね。

高城さんの本はKindle Unlimitedでたくさん読めるのでおすすめです!

関連記事

[書評]この国の息苦しさを暴いて深く深呼吸しよう。(高城剛『黒本』)

[書評]楽しむために私は生まれた。(高城剛『魂の再起動』)

 

[本]感情のひとつとしての幸福ではなく(ロバート・シャインフェルド『なにが起こっても、『絶対・幸せ』でいる法』)

超おすすめ本なので紹介したくてたまらなかったのですが、どうにも言葉で表現することが難しく、ついつい先延ばしにしてしまいました。とはいえもう9月も半ばであり、今年もラストスパートに入ります。秋分の日に向けた浄化と世界の変化に向けて、ぜひ興味のある方に読んでいただきたいと思い、どう紹介すべきかまだ悩み中ですが、見切り発車で始めてみます。

私がこの本を読んだのは確か8月初旬で、これは素晴らしいと思って帰省時にも旅行時にも持っていきました。本はこれ一冊でしたのでお風呂で読めるのはこれのみ。おかげで繰り返し読むことができました。一冊の本を繰り返し読むことはときどき素晴らしい効果を生みます。

非二元についての私の理解が正しければ、この本はとてもわかりやすい非二元のテキストです。内容はある意味オーソドックスで、突飛なことは言っていないので「目からウロコ!」とは思わないのですが、私自身初めて何かが腑に落ちたのは確かです。

以下、概略。

結局のところ人が望んでいるものは幸福だ。けれど、人は幸福がそもそもなんなのかを理解していない。幸福は通常考えられているような「ポジティブな感情」のことではない。ストーリーによる意味付けがなければ、感情にはポジティブもネガティブもなく、ただ存在するだけだ。映画やジェットコースターで感じる感情を考えてみればわかる。恐怖という感情は本来的に悪なのではない。感情はただのエネルギーだ。では真の幸福とはなんなのか。それは、あらゆる感情を存分に経験すること。物語が意味付けする前の純粋な生の経験という真の幸福を経験しよう。これは理論でもメソッドでもなく経験の問題だ。

 

おそらく私が紹介する自信が持てず躊躇したのは、まだまだ消化しきれていない部分があるからでしょう。腑に落ちたといったのは「感情(の意味)は問題ではない」ということが、無意識に自分を責める自分にはっとする気づきを与えてくれたからです。私はスピ街道を歩くものとして、「いいでいなければならない。幸福でいなければならない」と、知らず知らずのうちに自分を縛っていました。いつでもいい気分いられない自分が苦しかったのです。怒りやいらだちという感情を悪としているのは自分なのだということ。別に怒りは悪でもなんでもないと知ってだいぶ楽になりました。(そして今、これまでスピ系テキストを書きたいと思いながら書けなかったのが書けるようになったわけがわかりました。いつもいい気分でいられない自分には書く資格がないと思っていたのが、感情はどうでもいいと知って安心したのですね。)

とはいえ、生の感情を経験するという至福にあずかっているかというとどうでしょうか。ただ本書で紹介されている「レッドピル」はもう飲みましたので、「真実のウィルス」は時間とともに働くことと思います。

 

経験していない以上、蛇足になってしまいますが、少し付け加えます。この本を読みながら、以前、高木悠鼓さんが「個人は悟らない」と書いていたことを思い出しました。普通、私たちが感情と呼ぶのは、個人の感情です。「私という個人にとってどのような意味を持つか」というのがふつう、感情の意味であり、それが勘違いのもとです。つまり、シャインフェルドが言う「真の幸福」「生の感情の経験」は個人的なのものではないのだろうなと思います。

[本]豊かさの極意は自分が福の神になること(大木ゆきの『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』

今日も大木ゆきのさんの本を紹介したいと思います。ちなみにスピ本1000本ノック7本目です。『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』というタイトルどおり、みんなが気になるお金をテーマにした本です。といっても、中身はいつもと変わりません。

愛や夢にはぶっとんだことを考えられる人も、お金というとどうにも現実的で常識に縛られていることがよくあります。私の近くにも「そうは言っても食べてく分は稼がなきゃならない」というのが口癖の人がいました。「食べていく」ということに関する恐怖は生存に関わるだけに結構しぶといものがあり、そのことが「お金」の観念をガチガチにしている可能性があります。

さて、大木さんのメッセージは相変わらずシンプルですが、最新刊ということもあり、より伝え方は明確です。

豊かになるには、福の神と周波数を同調する、つまりおんなじように感じることです。

 

おんなじように感じるとは、

1.ありのままの自分を完全だと認める。

(福の神はそのままのあなたがかわいくてしかたないわけで)

2.やりたいことをやりまくる(歓びの周波数)

(福の神はいつだって歓びの周波数にいる)

この2本の柱をもとに、話が進んでいきます。

「ありのままで完全」を認めることは、どれほどの豊かさをすでに持っているかに気づくことが大切だといいます。大木さんは生存と経験の奇跡、時間の豊かさについて書きます。

命を与えられているっていう価値の尊さを忘れている。
生きているってすごいことですよ。
命ってものがなきゃ、何も始まりませんからね。
その命っていうすごいものを与えてられているってことを認めるということは、福の神の豊かさの周波数とものすごくシンクロすることになる。

……どんな体験もね、体験したこと自体がすごいことなの。
そういう数え切れないほどの様々な体験をしてきたってことが、ものすごい財産なんです。この財産を認めるのは、生かされているっていう価値を認めることの次に大事なこと。
経験という財産があるって認めると、それを生かす道に福の神は導き始めるんです。

 

(ゆとりを)……持てる自分は、実はすごく豊かな人間なんだって認めちゃって下さい。  つまりね、これは、福の神があなたにちゃんと「時間」っていう財産を与えてくれているってことを認めるってことでもあるんです。これが財産なんだって認めれば、他の財産だって流れ込む間口を広げることになるんです。

 

生きているから、私は今この文章を書いていますし、あなたもこれを読んでいます。そして生きているからこそ、ささやかだけれどかけがえのない経験を今日もしたのです。

 

このことがわかると最強でしょうね。実は私にはまだピンときていません。当たり前のことに思えてしまうのです。

 

そして、定番のこのワークも有効です。

「どんな自分も受け容れられるようになる」ワーク
・朝目が覚めたら、横になったまま、軽く目を閉じます。

・胸の中央に両手を重ねます。

・そして、「私はありのままで完全です」と唱えます。

 

 

 

次に「やりたいことをやりまくる」に関して。

これはまったく単純です。とにかく余計なことを考えずにやりたいことをやる、以上!

でも、人はいろいろなことをつい考えてしまうのです。お金が入ってこないとか、これをやってこの先どうなるんだろう、とか。

それを考えずに、今やりたいことを徹底してやる、ということをゆきのさんは推奨します。また、「やりたいこと」を大げさに考えず、まずはご飯のメニューから、などの身近なところからでいいということもポイントですね。

「私はコレがやりたい」を貫いても、すぐにお金が入ってこないこともあるかもしれません。そういうとき、これでよかったのかなって不安に思うこともあるかもしれませんよね。
でもね、こういうときほど妥協しないことなんです。徹底的にやってやってやりまくる。

あなたは、ただただ今はこれをやりたいなっていうことをやっているだけでいい。

他に何もいらない。
余計なことを考えなくていい。

こっちが頭を使わない方が、福の神にとってはやりやすいんですよ。
ひたすら流れを信頼する。
逆らわない。
これが極意です。
そうすれば、気づいたらびっくりするようなところに運ばれていた♪ってことになっちゃうんですよ。

 お金って頑張って稼ぐものじゃない。
自分が心から満たされ、歓びあふれる生き方をすればするほど、向こうからやってくるものなんだってことを、あなたの人生を通して、人に見せてあげてください。

これは私の経験上思うことですが、やりたいことをやるのは自己受容がある程度進まないと難しいかもしれません。

たとえば夕飯のメニューしても自分の好きなものを選んでいるよ、と言いながら、無意識に自分を抑えていることに気づかないのです。

自分の食べたいもの、行きたいところ、欲しいものではなくて、お金や周りの人の要望など諸条件に基づいて決めることが自分のしたいことだ、と長く刷り込まれた勘違いが続いているのです。

また、夕飯のメニューにしたって何も浮かばない、なんでもいいというような場合もあります。もちろん欲がないフラットな状態ということもありえますが、あふれる豊かさに包まれていないのであれば(笑)、自己否定のためだと考えます。自分を責めているのです。

それについては先日記事を書いたので読んでみてください。
「あっと驚く不幸の正体」

 

話がそれましたが、大木さんの本、温かくておおらかで自然なメッセージにあふれていて、おすすめです。