論文執筆用アプリを探して

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先日紹介したこの本に従って、毎朝起き抜けで机に向かい、2,3時間は論文を書いています。クオリティはともかく、確実にページを重ねています。

形から入るタイプなのでしばらく論文執筆用アプリも探していました。よりよいアプリを求めて検索の日々。とはいえ卒論はWordで書きましたし、文系の研究者はあまりこだわりなくWordを使っている人が大半だろうと思います。最近のWordは安定していて長文を書いても重くなったりはしません。問題はないのですがなんというか……新しい風を……要するに気分の問題ですね。

Scrivener

以前から持っていたScrivenerに引用文を集めていました。日本語化もしましたが、機能が複雑で圧倒されてしまうのと、それでいてやりたいちょっとしたことができないこと(コルクボードのカードに最初の数行を入れたい、等)、そしてなんというかWindows的な?若干古い雰囲気が微妙でした。昔、これで小説を書いたこともありますが、章ごとに動かしているうちに混乱してしまいました(笑)。上手に使いこなせればはまるんでしょうね。

Ulysses

で、Ulyssesを試しました。本家のサイトで試用版をダウンロードできて、10時間試せます。ダウンロードしてから10時間ではなくて、使っている時間の合計なので、結構な文章量を書くことができます。気持ちよく使えたので、買いました。今もこれで書いています。論文も。でも、正直な気持ちあんまり論文向きではなくて、ブログ記事向きな気がしています。どういうところがというのを言うのが難しいのですが、カチッ、パキッとした感じが足りないのです。

Manuscripts

実は論文を書くのにぴったりのアプリがあって、Manuscriptsといいます。http://lifehacking.jp/で、「まさに論文工場。」と紹介されていて、これはと思って使い始めたら、文字組みがとにかく美しいのだけど真面目さはちゃんとあって、本当に気持ちよく書けて、素晴らしい!!と思ったのですが、落ちます。落ちまくります。日本語だからでしょうか。落ちても必ずセーブされているのですが、落ちるたびに気持ちがふっと途切れるのでまともに使えません。1.0のまま開発が止まってしまっているようです。残念すぎる!

追記1(2018/02/14)
その後、ver.1.29が出て、落ちなくなりました。ただ無効なキーを押した時のエラー音が苦手。セッティングで変えられるのかもちょっとわからず。

追記2
最後までは無理だけど、叩きを作るにはWorkflowyもいいかも。アウトライナー大事。

 

というわけでまだごにょごにょ探したり、試したり、戻ったりしそうです。必要な機能は、章立てが構造化できることと脚注くらい。あとはいかに論文モードを盛り上げて気持ちよく書かせてくれるかですが、この辺知らず知らずのうちに要望が大きくなっています。アプリ探究続行中を言い訳にはせず、コツコツ書き進めます。

【厳選】シンプルライフ実践中、だけど買ってよかったもの(随時更新)

シンプルライフを目指して、じわじわと物を減らしています。しかしそんな中でも必要なものはある。買ってよかったなと思えるものをご紹介します。

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買ってよかった1 クリンスイのポット型浄水器

私の家は賃貸ですが、シーガルの浄水器がビルトインでついています。何年も使っていてカートリッジ交換もしてきたのですが、2つの理由で使うのをやめました。

  • 一万円超えのカートリッジを変えても、すぐに引っ越す可能性があること。
  • ホースや蛇口を何年もメンテナンスしてないこと。

カートリッジを変えても、蛇口が古くなっており、結局出口のところで青錆が混入しているような気がして気持ち悪くなってきました。その点、ポット型浄水器は水道の蛇口から出てから浄水しているわけで、安心です。以前はブリタのものを使っていたのですが、今回はサイズもスリムな国産品に。冷蔵庫にも入れられます。

これ、初めて飲んだ時、水がすっきり美味しく感じられて感動しました。気のせいではないレベルを超えて明らかに水が磨かれてる! 水道管とか蛇口とか気にしなくていいので楽です。

 

買ってよかった2 マキタのコードレス掃除機

シンプルライフを極めるうえでは微妙な存在である掃除機。私は必要です。実は数年前まで掃除機なし、ほうきとクイックルで暮らしていたのですが、あったほうがいいです。この掃除機は機能はシンプルで、吸引力だって至って普通ですが、必要十分で無駄がありません。さっとかけられて、使い勝手がいい。主張しないこのたたずまいもナイスです。

種類はいろいろありますが、あまり深く考えず安めのにしました。紙パックは必要ですが、まあいいかなと。

 

買ってよかった3 無印の白いシャツ

若い頃はド定番を着て、無難に生きるなんて恥ずかしくてできない!と思っていたのですが、何を恥ずかしがっていたのか今ではよくわかりません。それと、意外と「型にはまった消費活動をする」という人が少ないということもわかってきました。私としては服は消耗品と捉え、型にはまった消費を心がけていきたいです。

※無印の白シャツは以前記事にしています。

http://changelog.biz/shiroshirt/

 

買ってよかった4 シャボン玉石けん

石けん生活は始めると止められません。ひとつの石けんで身体と髪と顔を洗います。髪はそのあとお酢でリンス。シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔フォームとはなんだったのか、という気持ちになります。石けんひとつでOKだということはあまり知られていません。トップシークレットなのでしょうか。不思議ですね。シャボン玉石けんはきちんとしたものを使っているという安心感があります。お値段も手頃でありがたいです。

 

買ってよかった5 アークテリクス・スコーミッシュフーディー

マカフィーなら利用台数無制限!PCもスマホもタブレットも! 強さと軽さで選ぶならカスペルスキー!性能比較テストで5年連続No.1 セキュリティソフト販売本数8年連続売上No.1のウイルスバスター 世界売上シェアNo.1の「ノートンセキュリティ」でウィルス対策!

アークテリクスの定番。パッカブルソフトシェル、スコーミッシュフーディーです。着心地の良い素材と、軽さが魅力です。色違いを買うか迷っています。レディースのサイズ展開もありますが、私はメンズのXSを使用中。

※こちらも以前記事にしています。

http://changelog.biz/squamish-hoody/

 

論文生産術、またはたくさん書く方法

「できる研究者の論文生産術」

現在、私は都内の大学の修士課程二年目に在籍しているため、修士論文を書いています。あまりはかどっていなくてときどき心がざわざわするので、これはいかんなとカンフル剤を買うことにしました。

 

 

原題はHow to write a lot,  たくさん書く方法、です。

この本のメッセージはとてもシンプル。スケジュールを立て、目標を設定し、書く。これだけです。でも、それができないから困っているわけで……。このシンプルな教えを実行するための細かなTipsがとても参考になりました。

 

スケジュールを立てる。

スケジュールといっても、理想や妄想を描くのではありません。単に、毎日のスケジュールに書くための時間を設定してしまうこと。

筆者は平日の朝8時から10時までを執筆に当てているそうです。そしてものすごく重要だと思ったのがここ!

朝起きてコーヒーをいれ、机に向かう。気が散るのでメールはチェックしない。シャワーもなし、着替えもなし。ともかく朝起きたらそのまま机に向かって書き始める。

この着替えもなし、というのがいいですね。起きたらいきなり書き始めるわけです。脳が働いて小賢しい言い訳を始める前に、書き始める。書くことを概念化する前に書く! 飲む前に飲む! みたいなことです(違)。

 

目標を設定する。

設定するのは夢見がちな目標ではありません。机に向かって途方にくれてしまうのを防ぐため、今日や明日やることを書き出すだけです。昨日書いた部分を見直す、とか、第二節のアウトラインを考える、とか、最低2000字書く、などなど。

ポイントは、書くための時間で書くことにまつわるすべての行為を行ってよいということ。これで準備不足だから書けないという言い訳はできません。テキストを読むのも、ブレストも、アウトライン作成も、すべてこの時間に行ってOK。これは現実的で素晴らしいシステムです。一気に書くことに近づけます。

 

書く。

書きます。黙々と書きます。その日書いた分量を記録しておくと、自分が一日でどのくらいの量を書けるのかが把握できてよいそうです。たしかに精神の安定に役立つかもしれません。これっぽち!と不安にもなりますが……正しい現状認識は大事ですね。

おもしろかったのが、独創的なアイデアは、強制的にであっても毎日書いた方が頻繁に浮かんでくるという研究結果です。アイデアが浮かばないから書かない、というのは非常に馬鹿げた言い訳ということになります。経験を振り返ってみれば当然のことなのに、なぜかアイデアも書くことも遠ざけてしまいがちです。愛されてないから愛さない、みたいなことですね。こちらから愛すれば愛される頻度も高まるのに!!的な。愛もアイデアも遠ざけるのはやめましょう。

 

習慣づけられた行為の力

ルーティン化すると意志に頼らない状態で行為に取り組むことができます。人間は意志の力を過大評価する生き物ですが、意志力は妄想と考えたほうがよさそうです。非意志的な習慣とそれによる行為の積み重ねを振り返った時初めて、「そこに意志があった……」ということになるのだと思います。

書くことについて考えている間は、書くことはできません。対象を思考するのをやめて、思考対象そのものになるとき、行為が起こっています。思考は私をどこへも連れて行ってくれず論文を仕上げてくれないので、朝起きたら書く生活を続けていきます。「シャワーもなし、着替えもなし」で。

 

なぜか書けるようになる不思議な力のある本。