『世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術』まとめ1

2019年2月23日

ひとこと感想

糖質をやめて良質のアブラを摂ることで健康促進しようというのが趣旨の本。明らかに「最強の食事」の影響を受けているけれど、最強の食事ほどぶっとんでもおらず、話が個別的になりすぎることもなく、糖質⇒脂質へ切り替える系ダイエットの骨組みが理解できる。サラッと読めるけれどわかりやすくてなかなかよかった。

まとめ1

はじめに

  • 糖質を控え、健康的な脂質=「良いアブラ」を摂る。
    • 疲れにくく、病気を寄せつけず、太らず、健康的で若々しく、しかも脳がクリアに機能するハイパフォーマンスな人生が手に入る。
  • なぜ「良いアブラ」が体にとってメリットをもたらすのか?
    • 60兆個の細胞の細胞膜:アブラ(脂肪)でできている
    • 脳:重さの60%が脂肪、まさに脂肪の固まり

「シュガーバーニング」(糖質燃焼型)から「ファットバーニング」(脂質燃焼型)へ

  • 本来の体
    • 人類は約400万年間、体に蓄えた脂質をエネルギー源にして生きてきた
    • 穀物栽培、穀物の糖質からエネルギーを得る:1万年前〜
  • 2つの燃料タンク
    • 糖質の燃料タンク
      • 肝臓:グルコースに変わるグリコーゲンという糖質の燃料
      • 最高2000キロカロリー貯蔵
    • 脂質の燃料タンク
      • 脂肪細胞は体中にある、とくに皮膚の下や内臓の周りに
      • 脂肪酸という脂質の燃料=体脂肪
      • 4万キロカロリー貯蔵。糖質の燃料タンクの20倍。
  • 糖質の食習慣:がんや心臓病、糖尿病、虫歯や風邪、うつ病、あらゆる不調
    • 炭水化物中心の先進国の食生活が入ってくる前は、歯を磨かなくてもみな虫歯1つない、とてもきれいな歯をしていた
  • 現代のアメリカの医学界の常識:生理学の教科書に以下の記述
    • “人間の体はエネルギー源としてグルコースが好みではありません。筋肉の細胞もグルコースではなく、脂肪酸に依存しています。脂肪酸は人間の主な燃料です。エネルギーをつくるとき、体は栄養素として糖質ではなく脂質を使います。”

 

ふりかえり

二種類の燃料の話はわかりやすい。糖質を燃やすか、脂質を燃やすか。糖質があれば身体は糖質から使う。糖質が常に身体にあれば、脂質が燃えることはない。人間はもともと、糖質を食べてきたわけではなく、脂質を食べてきた歴史のほうがずっと長い。炭水化物(穀物)が主食というのは、一種の信仰で、その歴史はかなり短い。きっとそれで得する誰かに思い込まされてきたものだろう。