エゴの克服は映画になるか?(『リボルバー』)

これも精神世界的世界観が露骨な映画で、『バニラ・スカイ』よりも直球だし、普通に見たら馬鹿らしく思えるのではないかと思う。一応、楽しく見たが、そのあとに『キラー・インサイド・ミー』などの映画らしい映画を見るとやはりちょっとどうかと思う。

どうかと思うのはこれが教育映画だからだ。精神世界を真正面から描き、クライマックスで明白にエゴの克服を迫る。

「俺はお前だ」

「お前は俺じゃない」

「彼が仕掛けた最大のペテンは、彼は君だと君に信じ込ませること」

そういうのが好きならおもしろいし、そうじゃないとなんじゃこりゃとなる。「俺≠お前」は映画のためのアイデアのひとつ、ではない。だからオチがどうこう、というものでもない(そもそも映画のためにアイデアやストーリーが存在するという思考が間違っている)。

といって、私はこの映画をよく理解したというわけではない。
いくつか警句が出てくるがそれもよくわかっていない。

ちなみにジェイソン・ステイサムは坊主の方が100倍かっこいい。でもラストシーンではかっこよく見えてきた。それと敵役の人が何かとパンツ一丁で日焼け部屋で仁王立ちしていてダサくて印象に残る。すると、次に見たアイスマンにも似たような役で出ていた(レイ・リオッタ)。

精神世界界隈では繰り返し何十回も見た人もいるらしいから、思い出したらまた見てみよう。

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