[本]自分の才能を知るシンプルな方法『さあ、才能に目覚めよう』

才能(自分)に目覚めると何が起こるのか?

言わずとしれたストレングス・ファインダー。3年前にテストを受けたことを振り返りつつ、「才能(自分)に目覚めると何が起こるのか?」という問いを持ってこの本を読み返しました。答えは、「常に最高のパフォーマンスを演じ、完璧に近い成果を生み出すことができる」です。

そんなうまい話はないと思う方も、才能(自分)に目覚めることなしに、「常に最高のパフォーマンスを演じ、完璧に近い成果を生み出す」ことなど不可能だということは認めてくれるのではないでしょうか。

才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンのこと

「才能」「強み」等、本書のキーワードの著者の定義は、一般的なそれとは異なりますが、明確で納得のできるものです。

  • 才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン。
  • 強みとは、つねに完璧に近い成果を生み出す能力。
  • 知識とは、学習・経験によって知り得た真理・教訓。
  • 技術とは、行動のための手段。
  • 弱点とは、優れた成果を得るのに妨げとなるもの。

才能を見極める。

著者によれば、才能、つまり個々人の資質は、永続的で不変です。生得的とはいいませんが、子供時代に作られると考えるようです。変化するのは価値観と自己認識であり、人が変わったように見えたりするのはむしろ、自己の資質に即した生き方を始めた、といった変化であり、資質そのものの変化ではないと言います。

才能を見極めるのは、無意識の反応、切望、修得(の速さ)、満足感などを見るのがよいとのこと。無論本書を買ってストレングス・ファインダーテストを受けるのが最速でしょう。とはいえ、子供時代に夢中で何をしていたか、どのような状況で満足感を感じるかということに注意を払うことは自己理解の助けになります。

才能を、決して抑制しないこと。

著者の理論で特徴的なのは、個々人の才能に常に肯定的である点です。ある問題が起こった時に、この才能が強すぎるから弱めなければいけない、とは考えず、別の才能が弱いあるいはないためにその問題が起こっていると考えます。そこでサポートを求めるなどの解決策を取ります。才能を抑制する、という方向には決して向かわないところがポイントです。弱点とは優れた成果への妨げにすぎないと考えるところと合わせて、どうもスピノザの倫理学を思い出させます。(スピノザは「魚に陸に上がれと行っても上がれないように、本性に反したことはできない」といいます。また、善悪は単にそれ自身のパワーアップあるいはパワーダウンに関わって善あるいは悪なのだともいいます。)

才能=自分自身の特性を知り、知識と技術を身につけることで、最高のパフォーマンスが可能になります。ストレングス・ファインダーでは5つの資質が提示され、この5つ全てを磨きあげることが大切だといいます。自分の才能を知り、そのすべてを磨き上げるのです。(これはよいことを聞きました。)

自分の本当の望みに目覚める

人は自分が何をできるかを意外と知らないし、自分が何を望んでいるのか驚くほど知らないものです。自分が何を望んでいると思っているかは知っています。しかしそれをすることを切望し、それをする技術を素早く覚え、それをすることに満足しているでしょうか。外側から見て望ましい自分になろうとするのではなく、本当の自分の望みに目覚めること。それが才能に目覚めるということでしょう。

私の5つの資質

私の資質は、

  1. 最上志向 Maximizer
  2. 内省 Intellection
  3. 収集心 Input
  4. 戦略性 Strategic
  5. 未来志向 Futuristic

でした。2013年に受けたテストの結果なので今受けると多少の変化があるかもしれません。しかし、上位1〜3あたりは変わらないように思います。自分の切望や満足感に耳をすませ、資質を磨き上げていきたいと思います。

※注意 この本は中古で買うとテストが受けられない可能性が極めて高いです(付属のアクセスコードが一度しか使えないため)。



ストレングス・リーダーシップにもテストのキーコードが付いています。

 

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