仕事が苦しいとき(できれば初期段階で)読みたい本『仕事は楽しいかね』

2001年の出版以来ロングセラーを続ける本書。仕事に行き詰った35歳のサラリーマンが、足止めされた空港で老人と出会います。ビジネス系自己啓発書にありがちな師弟の対話形式でお話は進んでいきます。

ホリエモンと重なるメッセージ

「目標はいらない」、「あらゆることを試す」といった本書のアドバイスは新鮮です。ホリエモンがいま「馬鹿になって、とにかくやれ」とハッパをかけている内容と似ていますが、それでもはっとするのはリスクを恐れずに馬鹿になることは意外なほど難しいから。私たちはついつい目標を設定し、計画を完璧に実行しようとしてしまいます。そして目標に到達できない自分を責め、仕事の楽しさはどんどん減っていきます。


ささいなことを変えてみる、試してみる。

この本は大きなリスクを取れとは言いません。大きな変化も要求しません。ただ、試してみることだけを求めます。ささいなことを、けれどあらゆることを変えてみる。仕事のいつものやり方を、工場の照明の明るさを、休み時間の過ごし方を変えてみる。何を変えるかは、三つのリストを作れば簡単にわかるといいます(↓リストの紹介は下に)。

 

試すこと、それ自体の力。

仕事も人生も、「完成、これで終わり」というわけにはいかないことも、変化は避けがたいことも理解しているはずです。それなのに、まるで完成があるかのように、変化が避けられるものであるかのように、私たちは生きています。あらゆることを試すこと。その結果よい方法を見つけられるというだけでなく、驚くことにただ試してみること自体に、私たちは楽しさを感じ、やる気は引き出されます。結局のところ、人生は壮大な、けれど遊び心あふれる実験にすぎないのかもしれません。

 

仕事に行き詰まっているとき、完璧主義の自分に苦しめられているとき、現状を打破したいけれど何をしたらいいかわからないとき、読みたい本です。

 

以下、引用します。

『試してみることに失敗はない』

◯人生は思い通りにならない
僕は人生の中で何をすべきかなんて、問いかけなくなった──どうせ、人生なんて思いどおりにはならないからね

◯目標はいらない
たいていの人は、マンネリ化した生活から抜け出すために目標を設定する。だけど、いいかい、今日の目標は明日のマンネリなんだよ

◯(例外)目標はひとつ
僕がいままでに掲げた目標が一つだけある。聞きたいかね?
明日は今日と違う自分になる〟だよ。

◯遊び感覚と成り行き
これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。 〝遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る

◯チャンスは手数
頭にたたき込んでおいてほしい。何度となく〝表〟を出すコインの投げ手は、何度となく投げているのだということを。

◯先に決める
惚れ込むことのできる車がほしいなら──まずこの車だと決めて、それから事実を調べること。きみが車を選ぶんじゃない──車にきみを選んでもらうんだ」

◯チェンジよりトライ
人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ。

◯変えて変えて変えて、変える。
学ぶべきことはね、 あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること、なんだよ。

◯冒険者として生きる
さっき話した人たちはだれ一人、立派なビジョンを持って、それに向かって突き進んでいたわけじゃない。彼らはみんな、目標設定者でも計画立案者でも〈なかった〉。彼らは冒険者だったんだ。

 

「アイデアをいっぱい持つこと。ありとあらゆることをやってみること。明日は今日とは違う自分になること。そして朝を待ち焦がれる、幸せなサムライの一人になってくれ」

 

アイデアを生み出すための三つのリスト

  1. 仕事でやったミスのリスト
  2. 問題点、仕事に関してイライラすること(ほかの人の不平不満も)のリスト
  3. 仕事に関してやっているすべてのことのリスト
    (あらゆることを変えるために、〈あらゆること〉が何かを知る)

このリストを貼り、試してみるアイデアを毎日見つけて実行する。





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